大手スポーツメディア『ESPN』は24日、スペイン1部レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに対する人種差別的な発言を扇動したとして、4人のアトレティコ・マドリーサポーターを逮捕したと報じた。

この事件が起こったのは9月29日に実施されたレアル・マドリー対アトレティコ・マドリーの「マドリードダービー」。

逮捕された4人の容疑者は、ソーシャルメディアを通じて、試合会場のメトロポリターノスタジアムでヴィニシウスに対する人種差別的な言葉を発するようにサポーターを扇動した疑いがかけられている。また、その際彼らは、マスクなどを用いて身元が特定されない状態で人種差別発言を行うよう求めていた。

スぺイン警察は現在、更なる余罪を追及中だ。

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ヴィニシウスに対する人種差別的な言動や行動に関してはこれまでもスペイン国内でも何度も刑事事件に発展している。昨年1月には、ヴィニシウスのユニフォームを着た黒い肌の人形が、クラブの練習場近くの橋から「マドリードはレアルを嫌っている」と書かれた横断幕の横にぶら下がっているのが発見されている。

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