今年1月にジュビロ磐田からベルギーのアンデルレヒトにレンタル移籍した後藤啓介。

身長192cmを誇る19歳の大型ストライカーは、リザーブチームでここまで22試合で11ゴールを記録など活躍を見せている。

『Het Nieuwsblad』によれば、アンデルレヒトのリザーブチームを率いるイェレ・コーエン監督も後藤をほめちぎっていたそう。

「彼は非常に学ぶ意欲があり、守備にも重きを置き、ハイインテンシティでプレーし、超ハードワークするモダンなアタッカーだ。

空中戦に強く、深みをもたらし、ボールがないところでプレッシングをかけるために強力なランニング能力もある。素晴らしい男で、言語的ハンデにもかかわらず、グループにうまく溶け込んでいる。彼にはポテンシャルがある」

アンデルレヒトは後藤の買い取りオプションを行使し、磐田から完全移籍させたい考えだという。

10代で日本代表入りを本気で狙う5名の逸材

ただ、『VoetbalNieuws.be』によると、スポーツディレクターのイェスパー・フレドベリは、200万ユーロ(3.2億円)に設定されている買い取り額をいますぐ全額出すつもりはないとか。

とはいえ、「後藤はアンデルレヒトでのその魔力を完全に解放しつつあり、フレドベリは急がなければいけない」とも同紙は伝えている。

【Qolyインタビュー】鹿島でキャリアを終える選択も、故郷帰還を決断。モンテディオ山形MF土居聖真が決断した移籍の経緯と新たな挑戦