マンチェスター・ユナイテッドは、28日にエリック・テンハフ監督の解任を発表した。
『A Bola』によれば、スポルティングCPのルベン・アモリン監督も新指揮官候補になっているという。
アモリン監督とスポルティングの契約にある解除条項には、3段階の違約金が設定されているとのこと。
ポルトガル国内クラブの場合は、3000万ユーロ(49.6億円)。外国のクラブなら、2000万ユーロ(33.1億円)。そして、欧州の強豪クラブなら、1000万ユーロ(16.5億円)。つまり、ユナイテッドがアモリン監督をスポルティングから引き抜く場合には16.5億円を支払う必要があるようだ。
そのスポルティングには日本代表MF守田英正が所属しているが、アモリン監督は「全ての監督が日本人選手を指導すべき。守田については良いことしか言えない」と語るなど彼を高く評価してきた。
また、元スポルティング選手でもあるユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスは、スポルティングで中盤のコンビを組む守田とデンマーク代表MFモアテン・ユルマンが「大好き」と公言している。そして、ユナイテッドには、スポルティング時代に守田と仲良しになったウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテが所属している。
『The Sun』は、「アモリン監督はスポルティングで3-4-3システムを好んでおり、そのキーマンにはウスマヌ・ディオマンデ、日本人MF守田、ペドロ・ゴンサウベス、ヴィクトル・ギョケレシュらがいる」と伝えている。
もし、アモリン監督がユナイテッドに引き抜かれた場合、守田も注目の存在になるかもしれない。