レアル・マドリーは5日にホームで行われたUEFAチャンピオンズリーグのミラン戦に1-3で敗れた。
かつてレアルでプレーしたアルバロ・モラタにゴールを許すなどして痛恨敗戦。『Marca』は、「モラタのミランがレアルをズタズタに引き裂く」と伝えていた。
レアルは先月26日に同じくホームで行われたバルセロナ戦にも0-4で敗れている。Optaによれば、レアルが3失点以上してホームゲームで連敗するのは2009年以来だそう。また、ミラン戦では前半だけで枠内シュート9本を許しており、これは2003-04シーズン以降のCLグループステージでのホームゲームではワースト記録になるものとか。
レアルのカルロ・アンチェロッティ監督は、「我々が抱えているのは個人の問題ではなく組織的問題」しつつ、最近3試合で9失点していることについては、「うまく守備ができていないだけ。チームはコンパクトではなかった。もっとコンパクトに、もっと組織的にならなければいけない。失点が多いのは確か」とコメント。
また、キリアン・エムバペとヴィニシウス・ジュニオールの共存については「問題は彼らがお互いを理解していないことではない。相手が簡単にやってくるのが問題だ」、チームの走行距離の少なさについては、「これはチームの特徴であり、問題ではない。もっと連携して取り組む必要がある。現状では、チームとして効果的な仕事をする能力がないというのが実情」と述べていた。