今月行われるアジア最終予選に向けた最新メンバーを発表した日本代表。

攻撃陣は、エースのFW上田綺世(フェイエノールト)やFW浅野拓磨(マジョルカ)らが負傷で不在。そうした中でFW古橋亨梧(セルティック)がおよそ1年ぶりに招集された。

ただメンバー発表の記者会見に臨んだ日本代表の森保一監督は、古橋が上田の“代役”ではないことを強調した。

「(古橋は)代表への招集はなかなか最近できていませんが、彼のプレーはスタッフがセルティックの試合を行ける限り現地で見て、毎試合映像を通して確認をしてきています。

私が言うまでもなく、彼はここまでセルティックで、ヨーロッパで結果を残してきている。チームを勝たせる存在感のあるプレーをしているということで今回選ばせていただきました。

怪我の上田の代わりということも考えられるかもしれないですが、全く代わりということではありません。普段から候補選手を見ている中で、今回選ぶべき選手だということで選ばせていただいています」

古橋はセルティックでレジェンド級の活躍をみせているが、一方で日本代表には定着できていない。今年は一度も呼ばれておらず、現地スコットランドのメディアは毎度のように「また無視された」と不満げに伝えていた。

今回は上田の負傷によって空いた枠に呼ばれた形だが、森保監督によればあくまで直近のプレーを見ての判断ということのようだ。

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