ウェリントン・フェニックスに所属するMF石毛秀樹(30)が海外移籍後初ゴールを決めた。

ウェリントンは、ニュージーランドを拠点としながらもオーストラリア1部のAリーグ・メンに参戦している。

石毛は10日に行われたリーグ第4節のセントラルコースト・マリナーズ戦に先発出場。15分に芸術的なフリーキックで先制点を決めると、38分、53分には味方のゴールをアシストした。

完璧なフリーキックには、公式も「なんてこった、なんてゴールだ!」と驚愕していた。

清水エスパルス下部組織出身の石毛は、日本が8強入りした2011年U-17ワールドカップで4試合3得点を記録し、アジア年間最優秀ユース選手に輝いた大器だった。

ただプロではやや伸び悩み、清水、ファジアーノ岡山を挟んで2022年から今夏まではガンバ大阪でプレー。今シーズン出場機会を与えられない中でウェリントンからオファーが届き、移籍を決断した。

ここまで開幕から全試合に先発起用されており第2節では初アシストを記録していたが、4試合目での嬉しい初ゴールとなった。

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試合は石毛の全得点に絡む活躍により、敵地に乗り込んだウェリントンが3-0で勝利。石毛と同じく今夏ベガルタ仙台から加入したMF長澤和輝もフル出場している。

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