久保建英が所属するレアル・ソシエダは、10日にバルセロナと対戦する。
バルサは久保にとって古巣にあたるクラブだ。
バルサ公式も「日本人ウィンガーの久保は、2011年から2015年までラ・マシア(バルサ下部)で4年間を過ごした。日本に帰国後、レアル・マドリーに4年所属したものの、スペインのさまざまなクラブに貸し出され、最終的にレアル・ソシエダに加入。今季はチームのトップスコアラーになっている」と対戦を前に紹介していた。
ソシエダで活躍しているバルサ育ちの選手は久保だけではない。
今季、マンチェスター・シティから移籍してした24歳のセルヒオ・ゴメスもそうだ。
彼はバルサの下部組織で育成された後、ドルトムント、アンデルレヒトを経て、シティに引き抜かれた。ソシエダでは左サイドバックだけでなく、両ウィングや攻撃的MFなどでもプレーし、多才ぶりを見せつけている。
『ARA』によれば、バルサ下部で監督を歴任したデニス・シルバ氏は、「久保と並んで自分が指導したなかで最高の左利き選手のひとり」とゴメスについて話しているそう。
そのゴメスはエスパニョールの下部からバルサのU-12チームに加入したが、シルバ氏がFWからMFにコンバートしたとか。バルサ戦では、バルサ育ちである久保とゴメスのプレーにも注目だ。