開幕10試合で最下位に沈んでいたセリエAのジェノアだが、ここ4試合負けなしと復調しつつある。
そんなイタリアの古豪に、カズ以来30年ぶりとなる日本人獲得の噂が浮上しているようだ。
『Calcio style』が報じたところによれば、ターゲットになっているのはNECナイメーヘンのストライカー塩貝健人。
今夏まで慶應義塾大学に在籍していた19歳のFWは、8月にNECへ電撃加入。すでに2027年の横浜F・マリノス加入が内定し、特別指定選手として今季のJ1に出場、ゴールも決めていただけに突然のオランダ行きは驚きを持って迎えられた。
NECでの期待は高く、ここまでリーグ戦8試合出場でゴールこそまだないものの、最近は7試合連続で途中出場。10月29日のカップ戦では初ゴールも記録している。
ジェノアはオランダでの塩貝を注視しており、イタリアへ連れてくるために最低でも100万ユーロ(およそ1億5千万円)を投資する可能性があるとのこと。
塩貝はU-19日本代表として出場した今年6月のモーリスレベロトーナメントで大会得点王に輝いており、特にイタリア戦ではハットトリックを達成。イタリアクラブのスカウト網に引っかかっていることは間違いないとみられる。
もしジェノア移籍が実現すれば、“悪童”マリオ・バロテッリとチームメイトになることに。今後の動きに注目したい。