小川航基、佐野航大、塩貝健人が所属するオランダ1部のNECナイメーヘンは、29日にズウォレとの国内カップ戦を戦った。
先発した小川は、1-2で敗戦濃厚だった後半44分に劇的同点ゴールを奪取。ゴール前で放ったヘディングシュートをGKが処理しそこない得点となった。
土壇場で2-2の同点に追いつくと延長戦では日本人が爆発!
まずは、後半に途中投入されていた塩貝健人が右サイドを抜け出すと角度のないところから放ったボールがGKのニアを抜きゴールに!
クロスを予想していたGKは反応できず。もし、塩貝がシュートを狙っていたとしたら技ありといえる。オランダ紙『NOS』も「もし狙い通りだとすれば凄いゴールだ」と称賛していた。
今夏、慶應義塾大学ソッカー部からオランダに移籍した19歳のストライカーにとってはこれが移籍後初ゴールでもあった。
NECが3-2と勝ち越したその2分後には小川が自身2点目となるゴールを奪取!ゴール前で放ったシュートがディフレクトしてネットに突き刺さった。
その後、相手に1点を返されるも、NECは4-3で勝利。昨季のNECは、小川と佐野の活躍で国内カップ戦で決勝戦まで勝ち進んだ。今季もその再現となるだろうか。
『De Telegraaf』も「日本人がNECの逆転劇を演出」と小川と塩貝の活躍を讃えていた。