英国審判員の統括機関であるPGMOL(The Professional Game Match Officials Limited)は、9日にデイヴィッド・クートを解雇すると発表した。

「デイヴィッド・クートの行為に関する徹底的な調査の結果、PGMOLでの雇用は本日をもって終了した。

デイヴィッド・クートの行為は雇用契約の条項に著しく違反しており、彼の地位は維持できないと判断された。彼をサポートすることは、我々にとって引き続き重要であり、彼の福祉に全力を尽くす。デイヴィッド・クートは解雇の決定に不服を申し立てる権利がある」

42歳のクートは、2018年からプレミアリーグで笛を吹いてきた経験豊富なレフェリー。ただ、先日リヴァプールのユルゲン・クロップ前監督を罵る動画が流出したことで停職となっていた。

クートは問題の動画で「クソ傲慢な人間とは話したくない。だから、彼とはできるだけ話さないようにしている。ドイツのクソ野郎、クソが」などと発言。

また、『The Sun』がすっぱ抜いた、クート氏が今夏のEURO期間中に白い粉らしきものを吸引する映像も調査対象になっていた。

「最も嫌われている」5つのチーム

『Guardian』は「デイヴィッド・クートは、ピッチ外での行動に関する調査の結果、プレミアリーグ審判員としての契約を解除された。審判団体PGMOLは、クートが雇用条件の『重大な違反』を犯していることが判明し、即刻その職を解かれたと発表した」と伝えている。

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