12月6日に発表されて話題となっているadidasの新スパイク『コパ アイコン 2』。
adidasは現在、タッチ至上主義の「コパ」、ゴール至上主義の「プレデター」、スピード至上主義の「F50」という3つのフランチャイズを展開。
『コパ アイコン 2』は「コパ」シリーズは最新モデルに当たるが、素足感覚を徹底的に追求し、「部活生に360°フィット」をキャッチコピーに掲げた、日本向けスパイクでもある。
日本で開発された「ジャパンマイクロフィットラスト」をさらにアップデートし、日本の部活生の要望に応えるべく、足とスパイクの一体感をより高め、優れたパフォーマンスを発揮。
足の形状を忠実に再現したラストと、足全体の馴染みが早いプレミアムカウレザーが、足に360°フィットする素足感覚と、より精度の高いボールタッチに貢献―。
今の時代だからこそ、その進化において、サッカースパイクにはプレーヤーをサポートする“フィット感”を提供することが重要だという想いが込められたモデルだ。
懐かしの「パティーク」シリーズの流れを汲む新作ということで、Qoly編集部でもさっそくスパイクを入手!
実際に履いてプレーしてみた。
率直な感想として、『コパ アイコン 2』の最大の特長は「隙のないフィット感」。
初めて履いた瞬間から足全体がピッタリと、それでいて優しく包まれ、シューズ内で足がブレることがまったくない。
「360°フィット」はまさにそれを表したキャッチコピーと言える。
プレミアムカウレザーの仕上がりも素晴らしく、アッパーとして感じる柔らかさは牛皮とは思えないほど。ヒールカウンターが搭載されたかかと部分は強度と柔軟さをほどよく兼備している。
また、新型のHG/AGソールもバランスの良い出来。人工芝と天然芝で履いてみたが、スタッド形状等を見直したことにより旧型に比べてグリップ力が適度に増した印象だ。
足裏でのボールコントロールも良好。このスパイクは使える…。
価格は、今回履いた『コパ アイコン 2 HG/AG ジャパン』、そして『コパ アイコン 2 FG/AG』、ともに23,100円(税込)。
決して安くはないもののスパイクの価格は年々上がっているだけに、試合で使用する“本命スパイク”として考えればコスパは良いと感じられた。
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なお、テイクダウンモデルの『コパ アイコン 2 PRO HG』は来年3月に発売予定とのこと。こちらも楽しみにしたい。