東南アジア最強の代表チームを決めるASEAN三菱電機カップが当地で行われている。
前回王者でもある石井正忠監督が率いるタイ代表は、グループステージ4連勝で準決勝進出を決めた。
20日に行われたグループステージ最終節のカンボジア戦には3-2で勝利。
『Siamsport』によれば、石井監督は試合後にこう述べていたそう。
「この試合のパフォーマンスは、よかったと思います。試合までに時間がほとんどなかったですから。選手たちはベストを尽くしました。
準決勝では、どのチームと対戦してもかまいません。特定のチームと対戦したいとか、どのチームとも対戦したくないというわけではありません。
この後、オープンプレーやセットプレーなど、守備と攻撃を調整する時間は十分にあります。この後の期間で改善しなければなりません。
グループ首位としてここまで来られたのは、ファンの皆さんのおかげです。本当に感謝しています。
また、支援と協力をしてくださったタイサッカー協会とクラブにも感謝します。心から感謝しています。残り4試合です。4試合すべて勝ちたいです。すべての方面から応援をお願いします」
タイは初戦で東ティモールを10-0で破ると、マレーシアに1-0、シンガポールに4-2、そして、カンボジアに3-2と強さを見せてきた。
カンボジアの行德浩二暫定監督は「タイ代表との試合は非常に難しかったです。タイは非常に強いですね。石井監督と個人的な関係はありませんが、彼は日本では有名な監督です。私は石井監督がタイを戦術面で育成するために何をしたかを見てきました。基礎を築き、チームがうまく機能するように調整しました」と讃えていた。
なお、小倉勉監督が率いるシンガポールも、タイに次ぐ2位で準決勝進出を決めている。
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