24日、サンパウロは、元ブラジル代表オスカルと2027年12月31日までの契約を結んだと発表した。
33歳のオスカルにとって、2010年以来14年ぶりの古巣復帰になる。2012年にはインテルナシオナウからチェルシーに移籍、2017年からは中国の上海でプレーした。
『Globo』によれば、オスカルはサンパウロでルーカス・モウラ、ジョナタン・カジェリらとともにチームで最も高い給与を得るという。移籍金が0円だった代わりに高額のボーナスを得られるとのこと。
そのオスカルは8年を過ごした中国・上海にこのようなメッセージを出した。
「今日、人生に永遠に刻み込まれたサイクルを終える。このユニフォームを誇りを持って8年間着てきたので、別れを告げるときにさまざまな感情を感じずにはいられない。
この数年は、ワードワーク、献身、そして何よりも達成感に満ちた、激動の年月だった。我々は力を合わせて、可能な限りすべてを勝ち取った。それはこのクラブの一員であるすべての関係者とファンの無条件のサポートのおかげでのみ達成することができた。
初日から私を信じてくれたクラブに感謝したい。常に与えてくれた信頼、サポート、コンディションは、選手として、そして人として成長するための基礎だった。すべての従業員、コーチ、チームメイト、そして舞台裏で働くすべての人に心から感謝する。あなた方はこのサクセスストーリーの一部だ。
そして、ファンの皆さん… あなた方が私にとってどれほど大切な存在であるかをどう表現したらいいだろうか。あなた方はいつも我々の原動力だった。
勝利のときは共に祝い、困難なときは励ましてくれた。ここでプレーすることは特権であり、試合のたびにあなた方の温かさを感じたことは決して忘れない。
素晴らしい思い出と、このクラブのために全力を尽くしたという確信を持っている。一緒に成し遂げたことすべてに感謝と誇りを持って去る。このクラブはこれからもずっと我が家であり、ファンは家族だ。忘れられない8年間をありがとう。すべてに感謝する」
オスカルは中国で年俸2000万ポンド(39.4億円)を得ていたとされており、8年ではおよそ300億円ほどになる。