世界的強豪として知られるバルセロナだが、近年は財政面での問題を抱えている。
今季は5500万ユーロ(90億円)の移籍金でスペイン代表ダニ・オルモを獲得したが、登録問題によって彼を起用できない可能性が高くなっている。
スペインリーグでは各クラブにサラリーキャップが設定されており、その問題でオルモのリーグへの選手登録が拒否されたのだ(前半戦は登録できたが、後半戦の登録を拒否された)。
『COPE』によれば、バルサのブラジル代表FWラフィーニャはこの問題についてこう述べたそう。
「自分は嘘をつくのが好きな人間じゃない。もし、自分が他のクラブにいて、ダニ・オルモとパウ・ビクトルの状況を目の当たりにしたら、バルサにいるのがいいのかどうかを考えるだろう」
パウ・ビクトルもオルモ同様に後半戦の選手登録を拒否されてしまった。ラフィーニャは、クラブのイメージダウンになっていると警鐘を鳴らしていたようだ。
なお、オルモはシーズン末までに選手登録ができなかった場合には退団できるという契約条項があるため、最悪の場合にはバルサを退団する可能性もある。