ペナルティキック(PK)を胸に受けた少年が死亡した。9日、『CNNブラジル』などが報じた。

ブラジルのアマゾナス州内陸部マウエスのノッサ・セニョーラ・ドス・ナベガンテスコミュニティで午前1時ごろに行われた試合中に、エドソン・ロペス・ガマさんとされる16歳の少年がPKのボールを胸に受けて死亡した。目撃者は現場でロペスさんを蘇生しようと試みたが、意識は戻らなかった。

GKとしてサッカー選手になることを夢見ていたロペスさんは、胸にボールを強打したことが死亡の原因と考えられている。医師らによると、この死は胸部への度重なる衝撃や持病の悪化、あるいは致命傷を引き起こしたことに関連している可能性があるという。

妻子を残して急死の27歳選手、死因の調査結果を母が説明…数日前にあった体の異変とは

なお、ロペスさんの妹は「彼は常にスポーツに専念していました。青年が命を捧げたボールは、まさに命を奪った」と悲痛な思いを吐露した。

【厳選Qoly】高校サッカー屈指の強豪校、流通経済大柏が輩出した「最強の5人」