清水エスパルスは25日、伊豆の国市とファミリータウンパートナーシップ協定を締結し、2月21日(金)に締結式を行ったと発表した。

今季、3年ぶりにJ1へ復帰した清水。Jリーグの“オリジナル10”である彼らのホームタウンは静岡県静岡市だ。

ただ、他にもファミリータウンとして近隣の自治体とパートナーシップを締結しており、伊豆の国市で10市町目となる。

清水エスパルス ファミリータウン

伊豆市
御殿場市
島田市
清水町
長泉町
富士市
富士宮市
三島市
焼津市
伊豆の国市 ★New!

ファミリータウンは静岡市の東側の地域に多く、今回加わった伊豆の国市は、アスルクラロ沼津のホームタウンである静岡県沼津市に隣接している(清水は今月5日に伊豆市とも同協定を締結したばかり)。

エスパルスファミリータウン協定は、エスパルスと自治体が包括的な連携と協力のもと、双方の人的・物的・知的資源を幅広い分野で連携し、地域の一層の活性化および市民サービスの向上を図ることを目的としている。

以下は清水エスパルスの山室晋也代表取締役社長と、伊豆の国市出身の24歳DF監物拓歩のコメントだ。

株式会社エスパルス 代表取締役社長 山室晋也氏

「本日は伊豆の国市さんとファミリータウン協定を締結させていただき、クラブを代表して感謝申し上げます。スポーツクラブと行政の皆さんが手を組んでプロスポーツの力で地域の活性化に少しでも、お役に立てればと思っています。

エスパルススクールは駿東や伊豆に会場がありますが、伊豆の国市の子どもたちには50名近くと非常に多くの参加をしていただいております。巡回スポーツ教室も、以前より実施をさせていただき、年間に伊豆の国市の幼稚園や保育園を6園~8園訪問させていただいております。また、育成部のジュニアユース三島には現在、U-15に1名、U-14に2名、U-13に3名の伊豆の国市出身の選手が所属しておりますので、近い将来、監物選手に続くJリーガーが誕生することを大変期待しております。ぜひ、我々のホームIAIスタジアムで、生でプロサッカー選手の素晴らしいプレーを観ていただきたいです。さらに、国立競技場でもシティプロモーション等を実施していただければと思います。伊豆の国市出身で関東在住の方にとって、国立競技場での試合が地元を思い出す1つの機会になればと思います。

今後、様々な形で連携させていただいて、笑顔をお届けできるようにしたいと思います。我々はこのような協定を「ファミリータウン」とお呼びさせていただいておりますが、今回非常に強力なファミリーに加わっていただき、大変感謝をしております。今シーズンもよろしくお願いいたします」

清水エスパルス 監物拓歩

「この度、自分が生まれ育った伊豆の国市とエスパルスがファミリータウン協定を締結することを大変嬉しく思います。

僕自身、高校を卒業するまで伊豆の国市で過ごしました。サッカーも市内のクラブで始めたため、サッカーに出会ったのも地元の伊豆の国市です。また、自然豊かな土地でリフレッシュができるため、大学生時代やプロになった今でも帰省をしています。皆さんにも是非お越しいただき、伊豆の国市の魅力を感じていただきたいです。今後、伊豆の国市とエスパルスによる様々な取り組みにより、両者に良い効果が生まれると思います。僕自身もプロモーションに協力ができることが楽しみです。最後に、ぜひ伊豆の国市の皆さんもエスパルスの試合を観に来てください!」

清水エスパルス、「歴代最強の日本人選手」はこの5人!

今季J1で東京ヴェルディとアルビレックス新潟を相手に連勝スタートを飾った清水。次節は26日(土)、サンフレッチェ広島とホームで対戦する。

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