3年ぶりにJ1へ復帰した清水エスパルスは8日、2025シーズンのアカデミースタッフ体制を発表。
Jr.ユースGKコーチとして、クラブレジェンドである62歳のシジマール氏が帰還したことが明らかとなった。
ブラジル人GKのシジマール氏は、Jリーグ創世期を彩ったスター選手の一人。
J元年の1993年7月に清水エスパルスへ加入すると、長い手足を生かしたセービングでゴール前に君臨。1stステージから失点を半分以上減らしたチームは2ndステージで優勝争いを演じている。
当時記録した「731分間連続無失点」は、長らくJ1の無失点記録だった(2021年に名古屋グランパスのミッチェル・ランゲラックが823分に更新)。
「クモ男」の愛称で親しまれたシジマール氏。1995年に清水で引退した後は指導者の道へ進み、直近では2023年から2シーズン、ヴィッセル神戸のトップチームでGKコーチを務めていた。
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しかしチームがJ1連覇を達成した昨年12月に退任が発表。動向が注目されていたなか、引退後は縁のなかった清水へアカデミーの指導者として復帰することになったようだ。