シカゴ・カブスの外野手・鈴木誠也が、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での右膝負傷から約6週間を経て、まもなくマイナーリーグでのリハビリ出場に入ることが明らかになった。負傷以来、IL(故障者リスト)入りが続いていたが、チームはいよいよ実戦復帰への最終段階に入った。「もう二度とヘッドスライディングはしないと誓った」という本人の発言も改めて注目を集めている。
米『AP通信』の報道によると、カブスのクレイグ・カウンセル監督は現地時間3月31日、チームの次の遠征中に鈴木がマイナーリーグでのリハビリ出場を行うと明らかにした。派遣先は3Aのアイオワか2Aのノックスビルになる見通しで、天候次第で決定するという。鈴木は3月14日、WBCの準々決勝・日本対ベネズエラ戦(マイアミ)で二盗を試みた際にヘッドスライディングで右膝の後十字靭帯(PCL)を捻挫し、開幕からIL入りを余儀なくされていた。負傷直後にメディアの取材に応じた鈴木は、「もう二度とヘッドスライディングはしないと誓った」と苦笑交じりに語った。
カウンセル監督は現在のコンディションについて「非常に良い状態にある」と述べた。チーム内では、打線の中核を担う鈴木の不在が長引くなか、開幕ロースターに加わったベテランのマイケル・コンフォルトも序盤は苦しんでいるとされ、復帰への期待はかつてないほど高まっているとも報じられている。なお鈴木は現在、5年総額8,500万ドル(約130億円)契約の最終年を迎えており、今季終了後にはフリーエージェントとなる。
現時点でリハビリ期間の長さは未定だが、実戦復帰後のコンディション確認を経てカブスへの合流が見込まれる。今季が契約最終年という重要な局面で、鈴木がどれほど早くベストパフォーマンスを取り戻せるか注目される。
