ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが、現役選手として活躍する傍ら、故郷オハイオ州アクロンにフライドチキン店「Buckets」を4月1日にオープンした。店舗はジェームズ財団が設立したコミュニティ施設「House Three Thirty」内に構える。現役最多出場記録を更新し続けるスーパースターが、コート外でも地域社会への大きな一手を打ったとして注目を集めている。
米メディア『Athlon Sports』の報道によると、「Buckets」はチキン2ピースで15ドル(約2,200円)、大サイズのサラダが14ドル(約2,050円)と地域住民が利用しやすい価格設定になっている。また、スタッフにはレブロンが設立した「I Promise School」の生徒・保護者・卒業生が採用されており、単なる飲食店にとどまらない就労支援の場としても機能する。レブロン本人はコメントの中で「家族が新しいスキルを学び、経験を積み、より良い未来を築くための特別な場所だ」と語った。
同プロジェクトは、レブロンがラスベガスのNBA新規フランチャイズ取得を断念した直後に発表された点でも注目される。新フランチャイズの評価額が70〜100億ドル(約1兆〜1.5兆円)規模に達すると伝えられ、参入を公式に見送ったレブロンが、故郷への投資という形で新たな「オフコートの挑戦」に踏み出した格好だ。
「Buckets」がアクロンの地域経済や若者の就労機会にどのような変化をもたらすか、今後の動向が注目される。コミュニティ支援と食文化を結びつけたこのモデルが成功を収めれば、アスリートによる地域貢献の新たな形として広く評価されることになるだろう。
