テニスの錦織圭が4月5日、自身のXに投稿し、「今週引退する」とする情報を明確に否定した。現在、フロリダ州サラソータで開催中のATPチャレンジャー大会「サラソータ・オープン」に出場中の錦織だが、大会側が複数のメディアに「錦織にとって最後の試合になる」と伝えたことで、引退説が世界中に拡散していた。世界ランク417位にまで落ちた日本テニス界のレジェンドが、誤情報に対して自ら声を上げた形だ。

Xに直接投稿、エージェントも否定を確認

テニス専門メディア『Tennis Up To Date』の報道によると、錦織のエージェントおよびテニスジャーナリストのベン・ロッテンバーグ記者がXへ投稿し、引退説を否定した。錦織本人もXで「誤情報が広まっている。サラソータ・チャレンジャーに出場するのは事実。今週引退するのは事実ではない。近いうちに自分でこのテーマについて発表する」と述べた。その言葉通り、錦織は4月7日の1回戦で世界ランク339位のニコラス・キッカー(アルゼンチン)を6-3、6-2のストレートで下し、2回戦進出を果たしている。

「プライドと、才能を怪我で終わらせたくない気持ちだけ」

3月のインタビューで錦織は、「もうトップ100の選手には勝てない。プライドと、この才能を怪我で終わらせたくないという気持ちだけで続けている」と率直に告白していた。日本人として史上初めてATPツアーランキングトップ5入り(2015年に自己最高4位)を果たし、全米オープン準優勝やリオオリンピック銅メダルという輝かしいキャリアを持つ錦織だが、2017年以降は度重なる故障に悩まされてきた。今年に入ってからチャレンジャー大会に3試合出場し、本戦での勝利はわずか1勝にとどまっている。

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