ブライトンの日本代表MF三笘薫をめぐり、トルコの名門クラブが今夏の獲得に向けて動き出した。ベシクタシュがブライトンとの交渉を「強化」し、三笘の獲得に向けた接触を本格化させている。三笘は2023年10月に契約を延長しているが、今シーズン終了時点で残り1年となる状況だ。フリーでの流出を警戒するブライトンが、夏の売却に踏み切る可能性も取り沙汰されている。
「レバレッジ」として利用される契約残1年
トルコメディア『FotoSpor』の報道によると、ベシクタシュは以前から三笘を獲得候補としてリストアップしており、今夏の移籍に向けて接触を強めているという。同メディアが伝えた提示額は1,000〜1,500万ユーロ(約17〜25億円)であり、三笘の推定市場価値(約33〜41億円)と比較すると大幅な「格安」オファーとなる。ベシクタシュは残り1年という契約状況を「レバレッジ」として活用する狙いだ。今夏に売却できなければ、来夏にはフリーで三笘を失うリスクをブライトンは抱えることになる。
出場機会と極東市場、ベシクタシュの二つの思惑
三笘自身も、より多くの出場機会を求めているとされる。今季は全コンペティション合計で23試合に出場しているものの、負傷が影響して出場時間は限定的であり、3月1日のノッティンガム・フォレスト戦以降、フル出場が一度もない状態だ。また、ブライトンがサイード・エル・マラの獲得を進めていることも、三笘の去就に影響を与えている可能性があるという。さらに『FotoSpor』は、三笘の獲得がベシクタシュの「極東市場での影響力」拡大にも寄与するとの見方を示している。
