マイアミ・ヒートのガード、テリー・ロジアーが4月10日に契約を解除された。昨年10月のFBIによる逮捕以降、NBAのリーグ規定に基づく出場停止処分を受け、今シーズンは1試合も出場していなかった。ヒートはプレーイントーナメントに向けたロスター枠確保を理由として挙げており、これにより2024年1月のトレード移籍から始まったロジアーとの関係に正式な幕が下りた。
違法賭博スキームへの関与を連邦当局が起訴
米『ESPN』のシャムス・チャラニア記者が報じたところによると、ロジアーはシャーロット・ホーネッツ在籍時の2023年3月の試合において、共謀者に対して自らの早期退場を事前に伝え、違法な賭博業者を利益誘導したとして連邦当局に起訴されている。起訴状には通信詐欺およびマネーロンダリングの共謀という2つの罪状が記載されており、300万ドル(約4億2,000万円)の保釈金で釈放後の昨年12月、連邦裁判所で無罪を主張した。次回の公判は4月27日にニューヨーク連邦裁判所で予定されている。
給与支払いをめぐる争いでは勝訴、給与約36億円が返還へ
『Front Office Sports』が伝えたところでは、リーグが逮捕後に差し止めていた保証給与をめぐり、第三者機関がロジアー側の主張を認める裁定を下した。団体交渉協約の規定上、家庭内暴力・児童虐待以外の案件では無給休職処分はできないとの解釈が根拠となっており、差し止められていた約2,600万ドル(約36億4,000万円)がロジアーに支払われる見通しだ。弁護士のジム・トラスティ氏はかねてより「起訴内容は薄い」と述べており、無罪獲得に向けて全面的に争う姿勢を崩していない。
