クリスタル・パレスのMF鎌田大地が、UEFAカンファレンスリーグ準々決勝第2レグのフィオレンティーナ戦を前に会見を行い、古巣ラツィオへの複雑な思いを率直に語った。2023-24シーズンに1年間在籍した古巣について、離脱の経緯は今も釈然としない部分があると明かした。第1レグでは3-0の快勝に貢献しており、オリバー・グラスナー監督体制下で欠かせない存在となっている。
「残留できると思っていたのに」——ロティート会長との間に何が
イタリアメディア『FirenzeViola』の報道によると、鎌田は試合前日会見でラツィオ時代をこう振り返った。「ラツィオでは素晴らしい1年を過ごした。難しい時期もあったが、残留できると思っていた。代理人とロティート会長の間に何があったのか、自分にはよくわからない。ビアンコチェレスティ(ラツィオ)のサポーター全員にエールを送りたい」と述べた。やや外交的な表現ながら、離脱の詳細についての言及は、ロティート会長の契約処理に対して長年くすぶる批判的な文脈で受け止められるとみられている。
今季末にクリスタルパレスとの契約満了、去就は「今に集中したい」
今季末に契約満了を控える自身の去就についても問われたが、鎌田は意図的に明言を避けた。「契約は年末に切れるが、将来のことはわからない。今この瞬間に集中して楽しみたい」と語った。なお、ラツィオ在籍時には公式戦38試合に出場し、2ゴールを記録している。退団を巡っては当時、クラブ会長のクラウディオ・ロティートが契約交渉で鎌田側が追加報酬を要求したと主張し、「傭兵は全員送り出す」と発言するなど、双方の主張が大きく食い違っていた。
