シカゴ・ホワイトソックスの村上宗隆が、MLBのルーキーとして前例のない本塁打量産を続けている。4月27日時点で12本塁打を記録し、MLB両リーグのトップに浮上。『MLB.com』が「ジャッジ超えのペース」と特集するほどの衝撃的な滑り出しだ。さらに5試合連続本塁打はホワイトソックス球団タイ記録であり、日本人選手の連続試合本塁打記録にも並んだ。

MLB公式が「ジャッジ超え」と称した数字の中身

米メディア『CBS Sports』によると、村上は現地4月17日のアスレチックス戦から22日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦まで5試合連続本塁打を達成し、これはMLBルーキー最長タイ記録にあたる。また、『MLB.com』の報道では、現在のペースで162試合換算すると67本塁打となり、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)が2022年に樹立したアメリカンリーグのシーズン記録62本、さらにピート・アロンソ(2019年、当時ニューヨーク・メッツ)のルーキー記録53本も超える計算だ。ホワイトソックス監督のウィル・ベナブル氏は「もう言葉が見つからない。優れた打席判断と圧倒的なコンタクトの質、その組み合わせは本当に印象的だ」と語った。

「苦難を乗り越えてこそ成功」——ベルトに刻まれた恩師の言葉

際立つのは数字だけではない。村上はユニフォームのベルトに「臥薪嘗胆」と刺繍している。「苦難に耐え、その障害を乗り越えてこそ成功がある」という意味を持つ、母校・九州学院高校の坂井宏安監督(当時)から授かった座右の銘だ。「高校の監督・先生から教わった非常に大切な言葉だ。だから毎日この言葉に集中できるようベルトに刻んでいる」と明かした。一方で『CBS Sports』は、現状の課題も指摘している。三振率はMLB全体でも非常に多い水準にあり、今後は速球の比率が下がり変化球中心の配球になることが予想されるため、継続的な対応力が問われると慎重な見方を示した。

This article is a sponsored article by
''.