ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希が、4月25日(日本時間26日)のシカゴ・カブス戦に先発登板し、5回4失点ながらも今シーズン初勝利を手にした。この日のスプリットはシーズン平均より約9キロ速く、回転数も急増しており、大幅な改良を披露した。佐々木自身が「日本時代に近い」と語った変化の中身とは何か。
佐々木「日本時代のスプリットに近い」
米メディア『MLB.com』のソーニャ・チェン記者によると、この日のスプリットの平均球速は90.8マイル(約146キロ)で、シーズン平均より約9キロ速かった。回転数も991回転を記録。これはシーズン平均の574回転よりも大幅に上昇している。佐々木は「日本時代に投げていたスプリットとかなり近い」と語っているが、千葉ロッテマリーンズに在籍していた2023年のWBCで投げていたスプリットは約1100回転を記録しており、今回の数字はその水準への回帰を示すものだ。
監督とチームメイトの証言 「朗希は成長している」
同記者によると、この日佐々木はスプリットでキャリアハイの9個の空振りを奪い、初球に投げた10球中9球をストライクゾーンに集めることができていた。この結果について、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、「以前よりもストレートと同じ軌道に投げられている」と、数多く空振りを奪えていることを評価した。今回の試合でマスクを被った捕手のダルトン・ラッシングも、「早いカウントからストライクゾーンに投げられていたのが良かった」と振り返っている。シーズン途中にスプリットの改良を行ったことについて、ロバーツ監督は「佐々木自身が成長している証だ」信頼を口にしている。
