ピッツバーグ・パイレーツの外野手ジェイク・マンガムが4月19日、PNCパークで行われたレイズ戦のイニング間に、スタンドの少女ファンを目がけてボールを投げ入れた。ボールは隣にいた少女の兄がグラブで捕球したが、少年は即座にそれを妹へと手渡し、少女は感激して兄に抱きついた。その光景をMLB公式アカウントが「あなたの心を溶かすだろう」という文言とともにXに投稿すると、100万回以上再生される話題になった。パイレーツ加入2年目の30歳が見せた何気ない一投が、今季最も心温まる瞬間として広く注目されている。

「あなたに投げる」28番を指さした少女に気づいた瞬間

米ラジオ局『93.7 The Fan』によると、マンガムはイニング間にボールをスタンドへ投げ入れる際、背番号エリアを指さしてアピールしている少女の姿に気づいた。「その子がジャージの背中を指していて、自分のユニだと分かった。このチームに来て、スタジアムで自分のユニを見たのは恐らく初めて。だからそっちを指して、『あなたに投げるよ』と言ったんだ」とマンガムは試合後に語った。同メディアによると、隣にいる男の子がボールを捕った瞬間、近くにいた男性(父親)が「よし!よし!よし!」と飛び跳ねる様子から、きょうだいだと確信したという。

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100万再生を超えた理由──選手の母まで動かしたきょうだいの抱擁

MLB公式Xへの投稿には「MLBは世界最高のスポーツ。選手がファンにこんなに温かいのは本当に恵まれている」といったコメントが相次いだ。さらに、少年と少女はきょうだいだったと明かした女性がXに投稿したことで、家族の素顔まで明らかになった。マンガムの母、ステイシー・マンガムも「ママの心がいっぱい。この旅でジェイクとともに毎日神に感謝している」とXに綴り、投稿は新たな感動の波を生んだ。マンガム自身も自らに2人の妹がいることに触れ、「グラブを持ってスタジアムに来て、ボールを狙って、家族と分け合う——それが野球の原点だ」と『93.7 The Fan』に語った。

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