ヒューストン・ロケッツのセンター、アルペレン・シェングンをめぐる"敬意バズ動画"が、本人の笑いながらの否定によって一転した。4月19日(現地時間)のNBAプレーオフ第1戦、ロサンゼルス・レイカーズvsロケッツの試合前、シェングンがコートに現れたレブロン・ジェームズの前で立ち上がる映像がSNSで大拡散。「若手が大レジェンドに敬意を示した」と称賛を集めたが、翌日の練習後に本人が真相を明かした。
「ポケットに手を入れただけ」本人が苦笑いで説明
米メディア『The Athletic』によると、シェングンは練習後の取材対応でこう語った。「今日初めてその動画を見た。みんなが送ってくるから、ちょっと笑えた。ポケットから何かを取り出そうとしていただけだよ。それが立ち上がった理由。レブロンへの失礼があったわけじゃないし、もちろん尊敬はしている。でも彼のために立ったんじゃない」と述べた。映像を詳しく見ると、シェングンが両手をポケットに入れている様子が確認でき、座ったまま届かない位置にあったものを取り出そうとしたとみられる。
「2Kで一緒にプレーした」レブロンへの憧れは本物
一方でシェングンは、レブロン自身への敬意は否定しなかった。「レブロンと対戦することは誰もが夢見ることだ。子どもの頃から彼を見て、2Kでプレーした。10年後、自分の子どもたちに『レブロンと戦ったんだ』と話せる。本当に素晴らしい瞬間だ」と語った。年齢でいえばシェングンとレブロンは18歳差。今季で23年目を迎える41歳のレブロンは、現役NBAプレーヤーの大半が子どもの頃からテレビで見てきた存在であり、「若者が大先輩に起立で敬意を示した」と受け取られたことが今回の誤解の背景にある。
