DFBポカール(ドイツカップ)準決勝の最中、VfBシュトゥットガルトのMFビラル・エル=カンヌスがピッチ上で嘔吐するという珍事が起きた。だが試合後、チームメイトのFWデニズ・ウンダフがその一部始終を笑いを交えて赤裸々に語り、シュトゥットガルトが延長戦の末にSCフライブルクを2-1で下したという劇的な勝利とともに話題を集めている。深刻な体調不良の場面を、明け透けなユーモアで包んでみせたウンダフの人柄が国内外で注目を浴びた。

ウンダフ「突然、目の端からものすごい噴射が」

独紙『シュトゥットガルター・ツァイトゥング』や放送局『Sky』の報道によると、エル=カンヌスが嘔吐したのは延長戦突入直前のことだった。63分から途中出場していたモロッコ代表MFが突如グラウンドで嘔吐し、周囲の選手を驚かせた。傍らに立っていたウンダフは試合後、「突然、目の端からものすごい噴射が飛んでくるのが見えた」と振り返った。さらに「誰も片付けないから、足で少し広げて端に追いやるしかなかった」と明かし、普段のコミカルなキャラクターを存分に発揮してみせた。原因についてウンダフは「食べたものに当たったんだと思う」とSkyの取材に答えた。

エル=カンヌスが証明した"胃より強いもの"

同メディアによると、ウンダフ自身も「試合中に吐く奴がいるのは、やっぱり笑えるよ。自分もほぼ吐きそうになった」と苦笑いしながら語った。嘔吐した当人のエル=カンヌスは一切ひるまず、体調不良に見舞われながらもウンダフの70分のゴールをアシストして逆転劇の起点となった。体で張ったピッチ上の奮闘が、ウンダフの痛烈なジョークすら笑い話に変えた。

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