ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が5月13日(現地時間)のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で、今季7本目となる本塁打を放った。しかもその瞬間、放送席には伝説的ラッパーのアイス・キューブが陣取っていた。4月26日以来となる久々のアーチは、これ以上ないほど劇的な演出のもとで飛び出した。試合はドジャースが2対6で敗れたが、この一打は全米で大きな話題となった。
放送席のアイス・キューブを直撃した大谷の一打
『MLB.com』によると、この日はドジャー・スタジアムで「アイス・キューブ・ボブルヘッドナイト」が開催され、アイス・キューブ本人が始球式を務めた後、『SportsNet LA』の放送ブースに入って実況に加わっていた。3回表にジャイアンツに同点に追いつかれた直後、大谷はジャイアンツのエイドリアン・ハウザー投手が投じた時速93.9マイル(約150km/h)のシンカーをとらえ、左中間スタンドへ運んだ。アイス・キューブがまさに実況していた最中の一打だった。
ロバーツ監督が語った、大谷のベンチでの"あの行動"
直近113打席でわずか2本塁打と長打に苦しんでいた大谷は、ベンチに戻るや否やボールの回収を周囲に確認する姿が目撃された。ドジャース監督のデーブ・ロバーツは「表情からは安堵感がにじみ出ていた。笑顔を見せ、声を上げて笑っていた」と語り、「シンカーを逆方向へ運んだのは素晴らしかった。今夜は三度も芯でとらえた場面があった」と評価した。同監督はさらに「彼が本来の力を発揮すれば得点につながる。この勢いを次につなげてほしい」とも述べている。
