ドジャースの先発・山本由伸が5月19日(現地時間)、ペトコ・パークで行われたサンディエゴ・パドレスとの一戦で7回・3安打・2四球・8奪三振という圧巻の内容を見せながら、1-0で敗れた。通算成績は3勝4敗となったが、与えた失点はわずか1点——初回に許したミゲル・アンドゥハーの本塁打がそのまま決勝点になるという、不運極まりない黒星だった。ドジャースはこの敗戦で連勝が5でストップした。

2-2から浮いた1球、それが今季7度目の初回失点だった

失点は1回1アウト、カウント2-2から投じた浮いたスプリットをアンドゥハに左翼席へ運ばれたもので、推定飛距離は376フィート(約114メートル)。地元メディア『Dodgers Digest』の試合レポートによると、山本がこの回に費やした球数は27球に及び、今季9先発で初回に失点したのはすでに7度目だという。ただし山本はその後立て直し、残り6イニングで被安打わずか2本に抑え込んだ。最終的な成績は107球を投げて7回・1失点。「今季の自己最良に近い内容だった」と同メディアは伝えている。

12.1から23.5へ——数字が示すした「打者の変化」

一方、米メディア『True Blue LA』の分析によると、この敗戦の背景には看過できない傾向が潜んでいるという。山本のボール自体の威力は昨季より増しているにもかかわらず、打者がスイングを途中で止める「プルアップ(バットの引き戻し)」の割合が昨季の12.1%から今季は23.5%へと約2倍に膨らんでいるとされる。同メディアはこれが今季の本塁打増加の根本的な原因だとの見方を示した。

また同メディアは、相手投手のマイケル・キングについて「今季ここまで山本とがっぷり四つに組める投手はほとんどいなかったが、今夜キングはその数少ないひとりだった」と評している。キングは7回を4安打・9奪三振でドジャース打線を完璧に抑え込んだ。

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