5月19日、T-モバイル・パークで行われたシアトル・マリナーズ戦の試合前、シカゴ・ホワイトソックスの村上宗隆のもとにMLBの伝説的人物が歩み寄るという忘れがたい場面が生まれた。相手はイチロー、かつてこの球場を本拠地を舞台に栄光の日々を過ごしたマリナーズのレジェンドである。MLB公式やホワイトソックス公式が35秒の動画を投稿し、「互いへの賞賛を分かち合った」と紹介したことで、この試合前の一幕は全米で話題となった。
@whitesox post on X
x.comルーキーにイチローが歩み寄った!T-モバイル・パークの「異変」
米メディア『ClutchPoints』によると、村上は今季ここまで48試合で17本塁打、OPS.939という数字を残し、MLBに旋風を巻き起こしている。その村上がイチローの伝説が息づくシアトルのグラウンドに立ったことで、試合前の邂逅は単なる挨拶を超えた意味を持った。野球専門アカウント『Talkin' Baseball』もXに写真と動画を投稿し、「今夜のマリナーズ対ホワイトソックス戦を前に、村上宗隆がイチローと合流した」と紹介した。
マリナーズが「獲れなかった男」との因縁
『ClutchPoints』は、イチローが2001年にMLBへ渡り日本人野手に対する評価を根本から変えた先駆者であることを改めて強調し、この邂逅を「二世代にわたる世界最高水準の日本人野球の橋渡し」と位置づけた。また、村上のMLB移籍を巡っては、ホワイトソックスが獲得する以前にマリナーズも獲得を検討していたとの見方が一部ファンの間にあったことも記されており、イチローの所属チームであるマリナーズとの因縁がこの場面にさらなる重みを与えた。
村上はこの試合でも2安打1四球で三度の出塁と好調を維持し、「チームが良い結果を出しているのを見るとすごく自信になる。自分も貢献したい」と語った。
