ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が5月27日(現地時間)のコロラド・ロッキーズ戦で6回無安打・7奪三振の好投を見せた。だがこのパフォーマンスに対して、辛口スポーツキャスターが「たいして感心しない」と発言し、物議を醸している。一方の大谷本人も、ここまで防御率0.82という驚異的な数字を残しながら「感触がいまひとつだった」と厳しく自己評価していた。

パーカーが辛口の論評"勝ち越しチームはたった2球団"

米メディア『Dodgers Nation』によると、『Fox Sports』コメンテーターのロブ・パーカーはロッキーズ戦の翌日、「大谷が対戦した9先発のうち7つは、コロラド、サンフランシスコ、パドレスなど打撃の弱いチームが相手だ。勝ち越しているチームはたった2球団だけ。数字だけで判断してはいけない」と述べた。

勝率5割を超えるパドレスでさえ、マニー・マチャドもタティスJr.も当たりが止まっている」と補足し、対戦相手の打力不足が大谷の好成績の背景にあるとの見方を示した。ただし、同メディアの記事は昨季ナショナルリーグ地区優勝のミルウォーキー・ブルワーズ戦で、大谷が6回10奪三振無失点という快投を見せた点も指摘している。

無安打に抑えても首を振った大谷

米放送局『NBC Los Angeles』の試合後インタビューによると、大谷は「制球が定まらず、ずっとそれともどかしさと戦っている感じだった。ヒットを避けようとした結果が四球になってしまった。四球が多すぎる、それは本当にしたくない」と語った。

さらに「いつも同じことを言っていると思われるかもしれないけど、感触の問題だ。攻守どちらでも何かずれているときは分かる。今日はそれをどうしても掴めなかった」と続け、現状の自己評価は決して高くない。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「そういうところが、ああいう選手たちを特別な存在にしているんだ」と述べ、クレイトン・カーショウとの共通点に触れながら称賛した。

『Dodgers Nation』はパーカーによる批判に対し、大谷の数字がはっきりと反論していると指摘している。今季9先発で防御率0.82はMLBの50イニング以上登板者トップ、8試合がクオリティスタートと、サイ・ヤング賞レースでも上位に名を連ねる。「感触がいまひとつ」と語る当人が、同時に歴史的な成績を積み重ね続けている。

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