ヒューストン・アストロズの今井達也が5月31日(現地時間)のミルウォーキー・ブルワーズ戦で今季最高ともいえる内容を披露した。6回2失点・5奪三振・110球という力投で、開幕4登板で13失点を喫していた男が確かな変身を証明した。チームは0対2で敗れたものの、今井自身はメジャーへの適応を示す好投を見せた。

"日本でやっていたこと"をメジャーで再現

『MLB.com』によると、今井は直球47球・スライダー57球を中心に構成し、最速97.6マイル(約157km/h)を計測した。6イニングを通じて96〜97マイルを維持しており、球速はイニングが深まるにつれて上昇していた。

今井は「本当に快適な投球フォームを見つけることができた。高いインテンシティでも自信を持ってゾーンに投げられた」と語った。また、「日本でやっていたことをメジャーでも再現するのが最も重要だった。これまでの登板ではなかなかできなかったが、直近2登板はそれができた」とも明かしている。直近3登板(16⅔イニング)の防御率は2.70に落ち着いており、対戦打率も.148と打者をしっかりと封じている。

「以前とは違う存在感がある」エスパーダ監督が称えたもの

同メディアによると、アストロズのジョー・エスパーダ監督は試合後に「これで2連続でクオリティ・スタートだ。チームとして大きな改善をした選手のひとりが今井だ。ブルワーズはファールを多く打ち、投手の球数を増やしてくる打線だ。そういう相手にゾーンを突き続け、質の高い投球ができたことは良い兆候だよ」と称えた。さらに「タンクが空になるまで投げ切った。降板後に『まだ行けます』と言ってきた」と明かし、「自信がついてきた。物事が自分の思い通りに動き始めると分かったとき、以前とは違う存在感がある——それは彼にとって非常に重要なことだ」と続けた。

なお今井は、直前の5月25日(テキサス・レンジャーズ戦)でアストロズが達成した継投ノーヒッターの先発を務めており、5月18日(対ミネソタ・ツインズ戦)以来、8⅓回無安打を継続した状態で今回のマウンドに上がっていた。

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