ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が今季、投手として圧倒的な数字を叩き出している。9先発で防御率0.82、55イニング(5月27日時点)を投げてナ・リーグ西地区首位を守るエースとして機能するなか、デーブ・ロバーツ監督は米メディア『ESPN』のインタビューで、大谷をドジャースが誇る歴代屈指の投手と重ね合わせた。「以前22番を着ていた選手を思い出させる」—それはクレイトン・カーショウへの言及だった。
「大谷なりの激しさがある」監督が気づいた変化
ロバーツ監督はカーショウとの比較についてこう語った。「彼(カーショウ)ほど感情的ではないが、大谷なりの激しさがある」。ロバーツ監督はドジャースでカーショウをと10シーズン共闘しており、そのピッチングを誰よりも近くで見てきたひとりだ。
カーショウは2011年から2018年にかけてメジャー最高の投手と称され、サイ・ヤング賞を3度受賞。2014年にはサイ・ヤング賞とシーズンMVPを同時受賞した。大谷は今季サイ・ヤング賞争いの最有力候補として評価されており、そのカーショウが成し遂げた二冠が射程圏内に入りつつある。
6回無安打でも自分を省みた大谷翔平の基準
大谷は5月27日(現地時間)のコロラド・ロッキーズ戦では、投手として6回無安打の快投を見せながら打者としても先頭打者本塁打を放った。それでも自身のピッチングに納得がいかないのか、マウンド上で苛立ちをあらわにする姿が話題となった。なお、大谷は先発投手として登板した試合で打者として2試合連続で先頭打者本塁打を記録しており、この快挙はMLB史上初となっている。
