ボストン・レッドソックスの吉田正尚が、自身のミスを自らの一打で取り返す劇的な展開を演じた。5月31日(現地時間)のクリーブランド・ガーディアンズ戦で、吉田は5回に太陽でフライを見失い、同点打を許してしまったが、2イニング後に2点決勝打を放ちチームの9-4勝利に貢献。24勝33敗(5月31日時点)と苦しむレッドソックスにとって、切実に求めていたシリーズ勝ち越しを手にした一戦となった。
「頭の片隅にあった」吉田正尚が明かした本音
5回、吉田はホセ・ラミレスの打球を太陽で見失い、左翼コーナーに約1.5メートル先に落球。「バットを離れた瞬間から見えていなかった」とトレイシー代理監督が明かしたように、吉田がダッグアウト方向に走り出した間にボールはポール側へと向かっていた。この失策でラミレスに同点二塁打を許し、続く打者にも適時打を浴びてリードを奪われた。
試合後、吉田本人も「見えなかった」と認め、「あのプレーで悪い状況にしてしまったが、チームの勝利に貢献できて良かった。気持ちを切り替えようとしたが、頭の片隅にはずっとあった」と率直に語っている。
6得点のビッグイニングを生んだ吉田正尚の一打
ガーディアンズはその後も1点を追加し、6回終了時点で4-3とリードを保っていた。しかし7回、レッドソックスは打者一巡、10人を送りこむ猛攻を見せた。まず満塁の場面でウィルヤー・アブレイユがABSチャレンジを使い果たしたヘリンから四球を選び同点に追いつくと、続く吉田が2点タイムリーを放ちチームに逆転をもたらした。
