ニューヨーク・メッツの千賀滉大が6月9日、2Aビンガムトンでのリハビリ登板の4試合目を直前に回避した。原因は右上腕の尺骨神経炎症だ。腰椎炎症からの復帰を目指すなかで、今度は利き腕の神経に新たな問題が浮上した形だ。シーズン開幕から故障と不振が続く千賀にとって、先発ローテ復帰への道はまた遠のいた。

千賀が「炎症ではない」と説明した神経の異変

米スポーツ局『SNY』によると、千賀はクラブハウスで報道陣に対し「練習やメカニクスの調整、試合を重ねるなかで、神経に小さな反応が出た。ただ、炎症とまで言うつもりはない。比較的軽いものだ。今日すでにキャッチボールをして感触も良かったので、このまま続けていく」と語った。さらに「良い状態の日を積み重ねて準備を続けられれば、試合に戻るのはそれほど先ではないと思う」と続けた。千賀は今回の問題について「投球とは無関係」とも強調している。

メンドーサが指摘した「球速低下」と、千賀が語った"近い復帰"のギャップ

同メディアによれば、千賀はチームのローテ事情にも言及した。「(他の先発陣の苦境を)見ながら、健康体なのに自分が望むレベルで投げられない歯がゆさがある。でも一度これを乗り越えれば、必ず明るい日が来ると分かっている。戻ったときに支配的な投球をしたい」と明かした。

メッツのカルロス・メンドーサ監督は、直近のリハビリ登板について球速が「少し落ちていた」と指摘しており、千賀の前向きな言葉と周囲の評価との間には温度差が生じている。リハビリ登板3試合の成績は12イニングで7自責点(防御率5.25)。IL入り前の今季成績も5先発で防御率9.00と苦しく、復帰後の安定稼働を疑問視する声は消えていない。

This article is a sponsored article by
''.