ロサンゼルス・ドジャース所属の大谷翔平が、4年連続・通算5回目となるMVP獲得に向けて独走している。『MLB.com』が発表した今季2回目の模擬投票では、専門家35人のうち30人が大谷に1位票を投じた。

大谷は35票のうち何票を獲得?

『MLB.com』が今季2回目となるMVP模擬投票の結果を発表した。MLBの専門家35名が今後の展開を見据えて投票したもので、両リーグの受賞レースの行方に大きな注目が集まっている。ナショナル・リーグ(NL)で圧倒的な支持を集めているのが大谷だ。今回の模擬投票で大谷は、35票中30票という数の1位票を獲得し、4年連続(通算5回目)のMVP獲得に向けて突き進んでいる。

今季の大谷の成績は、まさに異次元と言える。6月11日時点で、投手としては11試合に先発して6勝2敗、防御率1.06、WHIP 0.84と、いずれもリーグトップクラスの数字をマーク。67.2イニングを投げて73個の三振を奪っており奪三振率は9.71。さらに、11先発中10回でクオリティスタート(QS)を達成しており、QS率は90.9%と抜群の安定感を誇る。

打撃面でもチームの1番打者として貢献度は高い。66試合に出場し、打率.299、12本塁打、39打点を記録。四球を44個選んでいることで出塁率は.413と高く、長打率.527、OPSは.940に達している。投打の両方でハイレベルな成績を維持している。

米メディア「大谷が衰えない限りは……」

『MLB.com』の専門家らは、大谷の独走を阻む可能性があるNLの競争相手として、カイル・シュワーバー(フィリーズ)、ジェームズ・ウッド(ナショナルズ)、コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)らの名前を挙げている。しかし、大谷が現在の二刀流での活躍を続ける限り、その座を奪うのは困難だと予想されている。

一方、アメリカンリーグのMVPレースは上位3選手が激しく競り合う大混戦。 現在トップに立つのは、ヨルダン・アルバレス(アストロズ)だ。模擬投票の結果発表時の成績では、打率.301、20本塁打、39打点と圧倒的な打撃力でチームを牽引している。僅差で追うのが、17本塁打を放っているアーロン・ジャッジ(ヤンキース)。そして、ポイントでは3位ながらも、最多の1位票(13票)を集め、抜群の守備力と走力を誇るボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)がいる。

米メディア『The Sporting News』は「大谷が衰えるか、投手専任か指名打者専任の役割に移行するまでは、ナショナルリーグの他の選手がこの賞を受賞する可能性は低いと思われる」と報じている。

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