フォルトゥナ・デュッセルドルフのMF田中聡が、ブンデスリーガ昇格を果たしたシャルケ04への移籍で合意したと『Sky Sport Deutschland』が報じた。本来約1000万ユーロ(約17億円)に設定されていた解放条項が、デュッセルドルフの3部降格によって約100万ユーロ(約1億7000万円)に大幅引き下げられたことが移籍の決め手となった。複数クラブが関心を示す中、田中はブンデスリーガでのプレーを選択した。

監督が直接スタジアムに足を運んだ2試合

同記事によると、デュッセルドルフ在住のミュスリッチ監督はシーズン終盤にスタジアムへ直接足を運び、田中を視察していた。視察試合にはダイナモ・ドレスデン戦(3-1で勝利)とホルシュタイン・キール戦(1-2で敗戦)が含まれていた。現在シャルケの守備的ミッドフィールダーはロン・シャレンベルクの1人しかおらず、田中の加入は手薄なポジションの即戦力補強となる。田中はメディカルチェックと契約書への署名を経て正式加入となる予定だ。

90万で買った田中聡を100万で奪われたデュッセルドルフの誤算

田中は今年1月にサンフレッチェ広島からデュッセルドルフに加入し、約90万ユーロ(約1億5000万円)で移籍した。シャルケはほぼ同額でその田中を引き抜く形となった。デュッセルドルフで13試合2アシストを記録し守備の要として存在感を示したが、シーズン終盤に太ももの筋肉を痛めて離脱。それでも最終節34節目に45分間出場を果たしてコンディションの回復を見せた。

デュッセルドルフは3部降格により田中を含む主力選手の移籍が続く見込みで、移籍金は約100万ユーロ(約1億7000万円)と報じられている。

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