2026年6月、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が敵地ピッツバーグ・パイレーツの本拠地PNCパークに乗り込んだ今シリーズで、「皮肉な恩恵」が注目を集めている。パイレーツの慢性的な観客動員低迷により、ドジャースの本拠地では高額で手が届かない大谷の出場試合のチケットを、驚くほど安価で手に入る状況が生まれているのだ。地元メディアは、この現象をチームの不人気ゆえに起きた予想外のメリットとして報じている。

不人気が生んだバーゲンセール

地元メディア『Rum Bunter』の報道によると、大谷のプレーを間近で見ることができる今シリーズのチケットは、二次流通市場において手数料込みで38ドル(約6,000円)から42ドル(約6,600円)という驚きの低価格で取引されているいう。ドジャー・スタジアムで観戦する場合の価格(平均約1万2089円)と比較すれば、最高のバーゲンセールと言える。

同メディアは、こうしたチームの不人気ぶりが功を奏し、ピッツバーグ近郊のファンが大谷のプレーを安価に生観戦できる絶好の機会に繋がっていると皮肉にも指摘した。パイレーツの今季平均観客動員数は1万8518人でメジャー30球団中26位に沈んでいる。

野次の直後にパイレーツが喫した1イニング10失点

6月9日(現地時間)に行われたシリーズ初戦では、7回表の打席に向かう大谷に対し、パイレーツファンから「ショウヘイ・サックス(大谷は最低だ)」というチャントが浴びせられる場面があった。しかし、米メディア『Jomboy Media』がXに投稿した映像によると、ファンがこの野次を飛ばした直後、パイレーツは1イニングで10失点を喫する大荒れの展開となった。

試合は前年ナ・リーグサイ・ヤング賞のポール・スキーンズが先発したものの3-12と一方的なスコアで敗北。ブーイングを浴びせたファンにとっては皮肉な結果に終わっている。

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