シカゴ・カブスの鈴木誠也が、フィラデルフィア・フィリーズへの仮想トレード案で名前を挙げられた。米メディア『Heavy』が、ファンサイデッドのMLBアナリスト、ザカリー・ロットマン氏の提案を紹介した。カブスは今季34勝33敗で、ナ・リーグ中地区首位と8ゲーム差をつけられ、不振に苦しんでおり、トレード期限前に売り手へ回る可能性を踏まえた内容となっている。
フィリーズ移籍案の内容とは
『Heavy』によれば、ロットマン氏が提示したのは鈴木とアロン・エスコバルの1対1交換案だ。フィリーズは鈴木を獲得し、カブスはフィリーズ球団内4位の有望株とされるエスコバルを受け取るという構図になっている。鈴木は今季打率.247、9本塁打、22打点を記録しており、5年8500万ドル契約の最終年を迎えている。
ロットマン氏によれば、フィリーズはスロースタートながら真の優勝候補と見られており、打線の得点力不足が課題となっている。右打ちの鈴木はその補強ポイントに合致する存在だ。さらに同氏は「議論を呼ぶかもしれないが、双方が受け入れる理由がある」とし、理にかなった内容だとの見方を示した。
カブスが獲得する有望株エスコバルの実力
交換要員として名前が挙がったエスコバルは21歳の内野手で、二塁と三塁を守ることができる。現在はダブルAでプレーしており、『MLBパイプライン(MLB公式サイトが運営する若手有望株専門の評価・情報セクション)』では、2028年のメジャー昇格が予想されている。2022年に45万ドルで契約した守備型の有望株で、今季ダブルAでは打率.222、4本塁打、28打点を記録している。
ロットマン氏はエスコバルについて、今季は苦戦しているものの、カブスのプロスペクト強化に貢献できる存在だと評価している。
