ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手が現地6月13日(土)、シカゴ・ホワイトソックス戦で今季7勝目を挙げた。8回までホワイトソックス打線を無安打に抑える圧巻の投球を見せたが、9回先頭のトリスタン・ピータースにソロ本塁打を浴び、ノーヒッターはまたも最終回に潰えた。注目すべきはノーヒッター未遂という結果だけではない——背景に潜む連続アウトの記録が、この投手の異次元性を際立たせている。

前回登板は最後の22人、今回登板は最初の23人

『NBC Sports』によると、山本は前回登板(ロサンゼルス・エンゼルス戦)で最後の22打者を連続アウトに仕留めていた。今回のホワイトソックス戦では最初の23打者を連続アウトとし、2試合合計で実に45打者連続アウトを積み上げた。この45人という数字はMLB史上2位タイにあたり、単独トップはサンフランシスコ・ジャイアンツのユスメイロ・プティが2014年に記録した46人である。山本はあと1人でMLB史上最多記録に並ぶところだった。

9回、先頭のピータースに96.6マイル(約156km)の速球を捉えられて本塁打を許したものの、山本は109球(うちストライク74球)を投げ7奪三振。直近4登板は防御率0.94、4勝0敗という圧倒的な数字を記録している。

脱帽した敵将、称えた投手コーチ

ドジャースのマーク・プライアー投手コーチは「両サイドのボールからストライクを取る能力は、私がこれまで見てきた投手の中でもおそらく最高だ」との見方を示した。敵将のホワイトソックス・ウィル・ベナーブル監督も「今シーズン対戦した相手の中で最高の登板の一つだった。球のキレが際立ち、徹底してコーナーを突いてきた」と脱帽した。山本本人は「9回に完成できなかったのは残念だが、投球内容には満足している」と語った。

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