FIFAワールドカップ2026のグループF・第1節で、日本代表はオランダと2-2のドローを演じた。勝ち点1という結果以上に、世界のサッカーメディアが注目したのは「どんな条件で」このパフォーマンスを見せたかという事実だ。三笘薫、遠藤航、南野拓実という主力3人を負傷で欠いた状態でオランダを追い詰めた日本は、主力不在でもひるまない姿勢で、ダークホースとしての実力を改めて示した。

主力3人が不在でも2度追いついた底力

米スポーツメディア『ESPN』は、「三笘、遠藤、南野のような主力が離脱していることを忘れてはならない。それでもこれだけのパフォーマンスを見せた日本は、今大会で手強い存在になるだろう」との見方を示した。同メディアはまた、森保一監督がアジア予選で実証済みの攻撃的なフィロソフィーを本大会でも貫いた判断を称賛している。試合はオランダが後半2度リードを奪う展開だったが、89分にコーナーキックの流れから鎌田大地のゴールで同点に追いつき、69,285人が詰めかけたダラス・スタジアムを沸かせた。

「楽しみに来たわけじゃない」という覚悟

右ウイングバックの菅原由勢は試合前日に『ESPN』の取材に対し、「楽しむためだけに来たわけじゃない。ワールドカップ優勝に挑戦できる準備をしなければならない。日本という国のために、家族のために、友人のために、日本のすべての人のために戦わなければならない」と語った。主力3人を欠きながら強豪オランダを相手に2度追いついた事実は、その言葉が単なる精神論ではないことを証明している。

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