ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、今年もMLBオールスターゲームで大きな注目を集めている。米メディア『The Sporting News』は大谷を打者として一つのポジションのみでの出場が濃厚と予想する一方、『The Athletic』のジム・ボウデン記者は二刀流選手としての選出を予想するなど、専門家の見立てが分かれている。2021年に史上初の二刀流出場を果たした大谷だが、今季は防御率0.74という圧倒的な数字を残しながらも投球イニング数が規定に届いておらず、先発投手としての出場には高いハードルがあるとみられている。

大谷の出場ポジションに米メディアも迷い

米メディア『The Sporting News』は「大谷翔平は一つのポジションのみでオールスターに出場することが予想される」と見出しを打って記事を掲載した。ナショナルリーグのオールスターチームは、指名打者のポジションを現実的に狙えるのは2人で、大谷とフィラデルフィア・フィリーズのカイル・シュワバーが有力視されている。

一方で米メディア『The Athletic』のジム・ボウデン記者は、「大谷は二刀流選手として選出される見込みだ」と予想。記事掲載時の成績で、シュワバーは本塁打数でリードしているものの、大谷は打率(.302)やOPS(.939)といった総合的な打撃成績で僅かに上回っていることを先発DHでの出場の根拠とした。

今季の大谷が投手での出場が難しいのは…

しかし、大谷が先発投手としてもマウンドに上がる「二刀流」でオールスターの舞台に立つのはハードルが高い。いわゆる「大谷ルール」が採用され、2021年のオールスターで大谷は史上初の二刀流で先発出場を果たした。

だが、今季の大谷は防御率0.74(米メディア記事掲載時)を残しながらもイニング数が不足している。規定投球回に達しておらず、ナ・リーグの先発投手争いでは、サイ・ヤング賞候補として名前が挙がるクリストファー・サンチェス(フィリーズ)やジェイコブ・ミジオロウスキー(ブルワーズ)がリードとみられている。今年のオールスター開催地はフィラデルフィアのため、フィリーズのエースサンチェスが本命だ。

ボウデン記者は「大谷の投球回数は明らかに不足している。サンチェスとミジオロウスキーに追いつくためには、もっと長いイニングを投げるか登板を増やす必要がある」と指摘している。

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