ロサンゼルス・エンゼルスとタンパベイ・レイズの一戦で、試合開始前に3選手が退場となる珍しい場面があった。5月30日にトロピカーナ・フィールドで行われた試合前、国歌斉唱が終わった後も、エンゼルスのブレント・スーター、レイズのスティーブン・ウィルソンとマヌエル・ロドリゲスがダグアウト前に立ち続けた。『MLB.com』によると、この立ち合いは試合開始直前まで続き、三塁塁審ランス・バレット氏が3人を退場処分としたようだ。

7〜8分続いた「どちらが先に退くか」の攻防

同サイトによれば、エンゼルスのブレント・スーター、レイズのスティーブン・ウィルソン、マヌエル・ロドリゲスは、国歌斉唱後もそれぞれの一塁側ダッグアウト前に残った。レイズ先発ドリュー・ラスムセンがマウンドで投球準備を整え、エンゼルスの先頭打者ザック・ネトもが打席に入っても状況は変わらなかったという。

三塁塁審のランス・バレット氏が3人に退場を宣告し、試合は午後4時10分に始まった。3人のうちスーターは前日の試合で25球を投げており、レイズの2投手は今季負傷者リスト入りしていた。

「クールじゃない」と認めたスーター

米メディア『OutKick』によると、この場面はどちらが先に引き下がるかを競うような形になっていたという。同メディアは、テレビ中継では7〜8分ほど続いたとも伝えている。

スーターは試合後、『Orange County Register』に対し、「退場になる方法としてはクールではないが、おかしな退場の一つではある」と語った。試合はエンゼルスが14-3で勝利。開始前から異例の展開となった一戦は、思わぬ形で注目を集めることになった。

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