ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、現地時間7月10日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で予定されていた先発登板を回避した。原因は左ひざの炎症で、球団は同日、大谷が来週7月14日にフィラデルフィアで行われるオールスターゲームも欠場すると発表した。それでもこの日は指名打者として先発出場し、初回に自身今季21号となる先頭打者本塁打を放っている。防御率1.79、8勝2敗という好成績を残しながらの登板回避だけに、驚きをもって受け止められた。
大谷を悩ませる"投球時の違和感"
『MLB.com』によると、大谷は打撃よりも投球の方が左ひざへの負担が大きいと説明し、そのために先発を回避したとの考えを示した。ひざの張りは良くなる日もあれば悪化する日もある状態が続いているといい、原因については投球時の足の着地の仕方に関係している可能性があるとの見方を示している。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「うまく管理できている状態だ。この機会に積極的に水を抜き、しっかりケアしておこうと判断した」と述べ、7月12日の試合終了後にひざの水を抜く処置を行う方針を明らかにした。米ESPNは、手術は行わない見通しだと伝えている。
6月のパイレーツ戦から続く違和感
大谷は6月11日にもピッツバーグ・パイレーツ戦で左ひざの炎症により登板を早めに切り上げていた。米ESPNによると、直近4試合では24回2/3を投げて自責点12を許すなど、それ以前の10試合(自責点5)と比べて投球内容が悪化している。2年連続ワールドチャンピオンからの3連覇を目指すドジャースにとって、大谷の状態管理は最重要課題のひとつだ。ロバーツ監督は10月に万全の状態でいることを最優先とした上で、大谷がチームのために先発を1試合見送ったことは驚くことではないと語っている。
