ポルトガルがDRコンゴと1-1で引き分けたFIFAワールドカップ初戦で、クリスティアーノ・ロナウドはフル出場しながら無得点に終わった。68分、ロナウドが決定機でブルーノ・フェルナンデスへのパスコースに入り込んでしまったプレーをめぐり、『FOXスポーツ』で解説を務めたティエリ・アンリとズラタン・イブラヒモビッチが鋭い分析を披露した。ロナウドは3本のシュートを放ったが枠内ゼロ、相手ボックス内でのタッチは5回にとどまった。
「チームが点を取ればいい」アンリの直球批判
アンリは「視聴者の皆さんに大事なことを伝えたい。チームが得点を必要としているのであって、ロナウド自身が得点する必要はない。ロナウドは何度もこの状況に置かれてきた。あの場面で(裏への)走り込みをすれば、相手DFはペナルティエリア内に戻る判断を迫られる。しかし彼は自分で決めたいから、ブルーノ・フェルナンデスの進路に入ってしまう」と語った。イブラヒモビッチも「通常、ストライカーはニアポストからファーポストへ動いてDFを引き連れ、後ろの選手のスペースを作る。クリスティアーノ、君は今回間違った選択をした」と続けている。
「ボックス内で供給せよ」アンリが示した解決策
ポルトガルは保持率75%を記録したが、シュート数はDRコンゴが上回った(7対8)。アンリはポルトガルの選手たちに向けてこう助言した。「ロナウドとプレーするなら、他の選手が裏への走り込みでもう少し助けてやる必要がある。彼が今どういう選手か我々は分かっているから。彼は裏のスペースに走り込むタイプでも、相手の守備を間延びさせるタイプでもない。前半、彼らはあまり裏への動きを見せなかった。彼はもうそういうタイプじゃないと皆分かっているからだ。点を取らせたいなら、ボックス内で彼に供給する必要がある」。

