マンチェスター・ユナイテッドからFCバルセロナへレンタル移籍していたイングランド代表マーカス・ラッシュフォードの去就が、大きな注目を集めている。2025-26シーズンをスペインで過ごしたラッシュフォードに対し、バルセロナは買い取りオプションを行使しない方針を固めた。現在はイングランド代表としてFIFAワールドカップを戦っているなか、大会後の行き先に世界中のファンが関心を寄せている。
55億円の買い取りを断ったバルサの本音
移籍市場に精通する記者ファブリツィオ・ロマーノ氏が自身のXで伝えたところによると、バルセロナはラッシュフォードに設定されていた3000万ユーロ(約55億円)の買い取りオプションを、期限内に行使しない決断を下したという。
バルセロナ側は「もう1シーズンのレンタル移籍」という条件での残留を模索しており、完全移籍での売却を望むマンチェスターUとの間で交渉が難航している。マンチェスターU側は週給32万5000ポンド(約6900万円)とされる高額な給与負担を解消したい考えであり、交渉の行方は不透明なままだ。
バイエルン・PSG・ミラン・チェルシーが注目
バルセロナがアンソニー・ゴードン獲得への資金を優先したことで、事実上の支払拒否とも取れる姿勢に対し「バルサはお金を払いたくないだけだ」とする批判的な現地メディアの論調も見受けられる。
その中でラッシュフォードの去就を巡り、他の強豪クラブも動きを見せている。バイエルン・ミュンヘンが獲得に乗り出しているほか、パリ・サンジェルマンやACミラン、さらにはチェルシーといった多数のクラブが関心を示しているという。マイケル・キャリック監督体制となったユナイテッドへの復帰も選択肢の一つとされるが、W杯後の動向が今夏の移籍市場の焦点となりそうだ。
