6月15日、プレミアリーグのチェルシーFCはスペイン代表DFマルク・ククレジャがレアル・マドリードへ移籍することを発表した。移籍金は総額5180万ポンド(約95億円)と報じられており、契約期間は2032年6月までの6年間となる。巨額の投資を続けながらも主力の流出が止まらない現状に、チェルシーファンからはクラブの補強戦略や運営体制を批判する声が相次いでいる。
獲得時を約20億下回る金額での放出
英メディア『Sky Sports』によると、今回の移籍金は4750万ポンド(約87億円)の固定額に、430万ポンド(約8億円)のボーナスが加わる条件となっている。ククレジャは4年前にブライトンから6300万ポンド(約115億円)でチェルシーに加入したが、今回は獲得時を下回る金額での売却となった。
レアル・マドリードの新指揮官ジョゼ・モウリーニョ監督にとって同選手はチームの補強ターゲットであり、バルセロナやマンチェスター・シティとの争奪戦を制して獲得に成功したという。
「クラブは終わった」補強戦略への不信感とファンの怒り
ククレジャのレアル・マドリード移籍は、チェルシーがここ数年進めてきた「育成・将来重視」の補強戦略に対する不信感を改めて浮き彫りにした。国際的なオンラインスポーツ出版社『Tribuna.com』によると、ククレジャは退団前、育成方針には理解を示しつつも「ビッグタイトルを争いたい選手にとって、こうした状況は士気を下げる」と発言。
チームに経験豊富な選手がいないことを指摘していた。この発言にファンからは「このクラブはもう終わりだ。情けないプロジェクトは今や崩壊寸前だ」といった激しいコメントが相次いだ。
