日本代表が壁の前まで来ている。2026年ワールドカップのグループFで、日本は初戦のオランダ戦を2-2で引き分けた。続くチュニジア戦は4-0の勝利、スウェーデン戦は1-1で引き分けて決勝トーナメント進出を決めた。内容だけを見れば、ベスト16、さらにその先へへ向けて十分に手応えのある3試合だった。英メディア『101 Great Goals』は、日本がこれまでW杯でベスト16を越えたことがなく、準々決勝に進んでいない国として最多の25試合を戦っていると紹介している。

ブラジルという壁、通算成績は1勝2分11敗

決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)で対戦するのは、優勝5度を誇る王国ブラジルだ。キックオフは日本時間6月30日午前2時、舞台はアメリカ・ヒューストン。日本がベスト8以上に進出するには、まずサッカー王国の壁を打ち破らなければならない。

FIFAランキング6位のブラジルはグループCを2勝1分で首位通過。3試合の失点はモロッコ戦の1点のみと守備も安定しており、今大会の優勝候補の一角だ。対する日本のランキングは18位。通算成績は1勝2分11敗と分が悪い。それでも2025年10月の親善試合で日本は初めてブラジルに勝利しており、勝機はゼロではない。

2022年の『もし』を問う一歩

前回2022年カタール大会ではドイツとスペインを破る番狂わせを起こしながら、ラウンド16でクロアチアにPK負けを喫した。クロアチアはその後ブラジルをPK戦で下し、準決勝まで勝ち進んでいる。今大会は参加国増加によりレギュレーションが変更されており、ベスト16まで日本はあと一勝だ。2022年に多くのファンが感じた「もしあそこにいたら」という思いは、まずブラジルを倒すことで初めて問える。

過去25試合でベスト8に届かなかった記録を抱えたまま、今大会はただの好調では終われない。最多25試合という記録をまた伸ばすのか。それとも初めてその先へ進むのか——海外メディアも日本の行方に注目している。

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