FIFAワールドカップ2026のラウンド32(決勝トーナメント1回戦)で、ブラジルが日本に2-1の逆転勝利を収め、ベスト16進出を決めた。試合終了直後、ブラジルのマテウス・クーニャはCBF(ブラジルサッカー連盟)のエンブレムを指差し手を開くジェスチャーを見せ、ピッチ上で大きな反応を呼んだ。この行動は、日本の塩貝健人による「ブラジルはもうサッカー強国ではない」という発言への返答だったことが、試合後のミックスゾーンで本人の口から明かされた。
クーニャが語った挑発の真意
米『Yahoo Sports』によると、クーニャはミックスゾーンで「申し訳ないけど、あれだけ勝利を重ねてきたブラジル代表について、ブラジル人に言われるなら受け入れられるかもしれないが、外部から言われると、僕たちは誰に対しても結束して戦う」と語った。続けて「このユニフォームが何を意味するか、誰がこのユニフォームを着てきたか、それを着るために僕たちが何を経験してきたか、という話だ」と明かし、エンブレムを指したジェスチャーに込めた思いを説明した。
マルキーニョスが見た塩貝の態度
英『GiveMeSport』によると、塩貝は試合前に「ブラジルはかつて強豪だったが、今は強いのはフランスとアルゼンチンだけだ」「最近はブラジルの名前をあまり聞かない」と発言していた。同記事は、塩貝が今大会でわずか6分しかピッチに立っていないにもかかわらず、このような発言をした点を指摘している。同メディアによると、ブラジルのキャプテン、マルキーニョスも塩貝の発言について問われ、その態度にいくらかの傲慢さを感じたとの見方を示した。

